多角的なアングルからきめ細やかな教育を

 

 米国では「アメリカ第一主義」、欧州では移民排 斥や保護貿易主義への回帰を推奨する「民族主 義」が台頭し始めています。民族と宗教と文化が 複雑に絡み合った「文明の衝突」が現実のものと なりつつあり、イデオロギーや価値観の違いが多 くのコンフリクトを招いています。しかし、第二次 大戦後の飛躍的な成長をもたらした国際化の波 やイノベーションの進展は止まるのでしょうか?

 止まりません。国際化が一時的な「お休みモー ド」に入るのは景気が怪しくなれば必ず起こる現象です。国際化とイノベーションの進展はこれか らもさらに強くなり、より大きな恩恵を私たちにも たらすのは火を見るよりも明らかです。

 そのモメンタムを逃さず、ヒト・モノ・カネ、さらに 情報という経営資源を効果的に活用し、組織が直 面する脅威を機会に変える力が経営です。

 当学部は経営、総合政策、情報という、経営を 担ううえで必要不可欠な分野をシンクロナイズさ せています。またどの教員も静岡・地域研究に関 する高い専門性と関心を持っており、地域発展は もちろんのこと、静岡から世界へはばたく基盤を 築くには最も恵まれた環境でしょう。

 経営・商学系部門の実就職率で全国3位、国公立大学で1位(サンデー毎日、2016)に選ばれた のは、この学部で培った人材の質を社会に認識い ただいた証です。4年間で経営、総合政策、情報と いう、多角的なアングルからきめ細やかな指導を 行い、明晰な論理性、豊かな感受性、そして柔軟な 発想力を備えた魅力的な人材を育みます。


学部長 竹下誠二郎
獨協大学外国語学部英語学科(1985)卒業後、岡三経済 研究所(岡三ホールディングス)に入社。ノースウエスタン大 学ケロッグ経営大学院にてMBA(1989)を取得。1991年 に英国へ渡り、クレディ・リヨネ、ドイツ銀行、ABN AMROオ ランダ銀行、みずほインターナショナルに勤務。専門分野は 比較ガバナンス、日本多国籍企業の戦略、国際経営。主要 国際・研究機関での発表多数、2,000回超のメディア出演。 2015年に静岡県立大学経営情報学部教授に就任。ロンド ン大学経営学博士(2007)。