生活の中の安全を考えよう 〜高校生のためのリスク学入門〜
期日: 2014/03/15(10:00:00 - 15:00:00)
企画の趣旨

 東日本大震災以降、私たちは「安全」や「リスク」という言葉をよく耳にするようになりました。農作物から放射性物質が検出された際には、「健康への影響を心配するレベルではない」なんていうフレーズをよく聞きました。この「レベル」はどうやって決められているのでしょうか。放射性物質以外にも、食品には細菌やウイルス、化学物質である残留農薬や食品添加物などいろいろ気になるものが含まれていることがあります。これらの「レベル」が安全かどうかはどうやって判断されているのでしょうか。
 この企画では、科学に興味のある高校生を対象に、実際のリスク評価に携わる科学者と一緒になって、リスク評価について学んでもらいます。

本セミナーの形式

 ケースとして、食品、化学、土壌などの身近な具体的事例を用いて、リスク評価や安全性の判断について、講義形式とロールプレイ形式の両方を通じて、理解を深めてもらいます。

ロールプレイとは?

 ロールプレイとは役割を演じるという意味です。ロールプレイでは、参加者に役割・立場別にいくつかのグループに分かれてもらい、グループ内でその問題についてどのように考えるか、どう対策をすればいいかを考えてもらいます。その後、別の役割・立場を与えられた他のグループと一緒に全体で討論します。全体討論は、リスクに関して実社会で起こっていることのミニチュア版を再現します。

日時等

■日時:2014年3月15日(土) 10時00分 〜 15時00分 *昼食をご持参ください
■場所:静岡県立大学 環境科学研究所 1階 大講義室
■対象者:高校生(高校生以外で参加を希望される方は上野までご連絡ください)

申し込み方法

下記のURL(バーコード)にアクセスして頂き、必要事項をご記入ください(2月28日締切、先着80名まで)。

https://pro.form-mailer.jp/fms/3998b67853181

*団体でまとめて申し込まれる場合、受講者名をまとめて
ueno@u-shizuoka-ken.ac.jpまでお送りください。
*締切後でも受け入れが可能な場合もあります。お問い合わせください。

講師・話題提供者

・岸本 充生:(独)産業技術総合研究所
・小野 恭子:(独)産業技術総合研究所
・小栗 朋子:(独)国立環境研究所
・関谷 翔:東京大学大学院博士課程/(独)科学技術振興機構(JST)科学コミュニケーションセンターアソシエイトフェロー
・上野 雄史:静岡県立大学経営情報学部
・内藤 博敬:静岡県立大学環境科学研究所

お問い合わせ先

静岡県立大学 経営情報学部 講師 上野雄史
e-mail: ueno(ここに@を入れてください)u-shizuoka-ken.ac.jp
電話: 054-264-5241

 

掲載日: 2014/02/10(14:42:12)