■日時
2014年4月11日(金)12時15分〜14時30分
■場所
第一部・第二部 静岡県立大学経営情報学部棟4212演習室
※駐車場はありませんので、公共の交通機関をご利用ください
■対象
一般の方(どなたでも参加できます。)
■受講料
無料
■プログラム
下記のURL(バーコード)にアクセスして頂き、必要事項をご記入ください(4月7日締切、先着80名まで)。
*団体で申し込まれる場合、受講者名をまとめてueno@u-shizuoka-ken.ac.jpまでお送りください。
*当日でも受け付けはいたしますが、満席の場合は事前に申し込まれた方を優先いたします。
静岡県立大学 経営情報学部 講師 上野雄史
e-mail: ueno(ここに@を入れてください)u-shizuoka-ken.ac.jp
TEL: 054-264-5241
アフリカ大陸は資源の宝庫として注目されており、世界各国は熱心に投資を行い、急速な開発が進んでいます。その、一方で先祖代々生きてきた土地を失い、コミュニティが破壊され、困難にさらさられている人々もいます。
今回は、ケニア・マサイ族青年リーダーのジャクソンさんと、その第二夫人である永松真紀さんを迎え、マサイ族の社会と生活に現在起きていることをお話しいただきます。開発による森林伐採、天候不順、土地の問題や定住化による生活の変化に伴い、子どもたちのための学校作りの必要性に迫られたマサイ族のコミュニティが接している問題をお話頂きます。
さらに東アフリカ最大のスラム、キベラの奥深くに子どもたちの駆け込み寺「マゴソスクール」を作った早川千晶さんをお招きし、孤児、浮浪児、極度の貧困、労働、虐待など、 過酷な状況下で懸命に生き抜いてきた子どもたちの姿についてお話頂きます。
マサイ族青年リーダー。戦士時代に7頭のライオンと1頭の象を仕留めた勇敢なマサイ男性。現在も、牧畜を基盤とするマサイ伝統生活を送っている。
2003年、マサイ戦士時代卒業にあたる伝統儀式 「エウノト」を終え、現在、長老の準備期間を過ごしながら、変化の激しい現代ケニアで時代の流れに翻弄されることなく、より良い未来を築いていくためのコミュニティ若手リーダーとして尽力している。
永松真紀
アフリカ各国でガイド、撮影コーディネーターを手掛けながらも、年間3分の1は日本のリピーターからの指名を受け、世界各地のツアーに同行するカリスマ添乗員。2005年4月、伝統的生活を送るマサイの第二夫人となり、夫と共にコミュニティサポート、マサイを良く知るためのマサイエコツアーや日本での講演会などに力を入れている。著書に「私の夫はマサイ戦士」(新潮社)がある。
http://www.masailand.com/
早川千晶
ナイロビ最大級のスラム・キベラで、孤児・ストリートチルドレン・貧困児童のための駆け込み寺・マゴソスクール、海岸地方ミリティーニ村にジュ ンバ・ラ・ワトト(子どもの家)を運営。スラム住民の生活向上、マサイ民族のコミュニティと共に行うエコツアー、フェアトレード活動、CD制作などを手が けている。著書に、「アフリカ日和」(旅行人)等がある。1999年から日本全国各地でアフリカのトーク&ライブのツアーを展開している。
マイシャ・ヤ・ラハ基金: http://www.maisha-raha.com/
ファシリテータ―・司会者 上野 雄史 静岡県立大学講師
専門は国際会計、経営分析、財務会計。『会計学は社会のあらゆる事象を見通すためのツール』であるという考えをもとに、国際的な問題から個々の企業の分析に至るまで幅広く調査、研究を行っている。箸著に、『退職給付制度再編における企業行動―会計基準が与えた影響の総合的分析』中央経済社、2008年10月がある。