経営情報学部公開セミナー「海外の大学の先生の話を聞いてみよう(後編)」
期日: 2014/05/30(13:00:00 - 16:10:00)
公開講義 「データ解析の面白さ〜情報の多次元解析の視点から〜」

ちらし

 データ解析を行う場合どういったことに注目すべきでしょうか。異なった視点や手法から分析を行うことにより、データの新しい側面が見えてきます。データ解析は、自然科学、社会科学、人文科学を含む全ての学問において必要とされるものですが、データ解析の専門家ではない場合、先行研究に沿った定型的な方法や普段使っている方法に限定していることが多いのではないでしょうか。今回、トロント大学名誉教授の西里静彦先生をお招きして、データ解析の面白さを多次元解析の視点からお話いただきます。第一部ではデータ解析の基礎的な話しや考え方を講義いただき、第二部では卒論、修論、博士論文の作成の際にデータ解析を行う人、もしくはデータ解析を行っている研究者のみなさんに向けた講義を行っていただきます。

■日時
2014年5月30日(金)

【第一部】 13時00分〜14時30分「データ解析の面白さ:その基礎となるもの」(場所:経営情報学部棟4階4111教室)
【第二部】 14時40分〜16時10分「情報の多次元解析:何を望むか」(場所:経営情報学部棟4階共同研究室)
※講演のための駐車場はありませんので、公共交通機関をご利用ください。

■対象
一般の方(どなたでも参加できます。)

■受講料
無料

■申し込み方法
事前申し込みは特に必要はありません。当日会場にお越しください。

講師の略歴

西里静彦先生

西里 静彦(ニシサト シズヒコ)


1935年6月9日札幌に生まれる。1973年カナダに帰化(カナダ国籍)、
現在、トロント大学名誉教授(shizuhiko.nishisato@utoronto.ca)

【学歴】
北海道大学(学士,1955-59;修士、1959-61,実験心理学専攻)
ノースカロライナ大学(フルブライト留学、1961-65; 専攻計量心理学、副専攻数学;Ph.D.,”Minimum Entropy Clustering of Test Items,” 1966)

【職歴】
マッギル大学心理学部研究員、精神医学部統計コンサルタント(1966-67)、トロント大学,オンタリオ教育大学院大学(助教授、1867-69;准教授、1969-75;教授、1975-2000; 名誉教授、2000-現在)、オンタリオ教育大学院大学測定評価学部長(1972-76)。

【その他】
オンタリオ州ボランティア オブ ザ イヤー賞(1994)
計量心理学会誌「サイコメトリカ」(Psychometrika)編集長(1991-95)
計量心理学会(Psychometric Society)会長(1995-96)
アメリカ統計学会フエロー(1996-)<非線型多変量解析、双対尺度法、開発の貢献に対して>
ノースカロライナ大学心理学同窓会Distinguished Alumnus賞(2000)
行動計量学会功績賞(林賞)(2003)
行動計量学会名誉会員(2009)
行動計量学会出版賞(杉山賞)(2012)

【著書】
英書6冊、和書5冊、学術論文120余

<問い合わせ先>
経営情報学部 講師 上野雄史
E-mail: ueno(ここに@を入れてください)u-shizuoka-ken.ac.jp
電話: 054-264-5241

 

掲載日: 2014/05/08(18:21:38)