経営情報学部の学生が県議会議員との意見交換を実施

 経営情報学部の2つのゼミが、県議会議員との意見交換を行いました。

 12月4日には、八木健祥教授のゼミ生6人がオンラインで参加し、土屋源由議員(自民改革会議)、佐地茂人議員(自民改革会議)と、「コロナ禍における静岡県の観光振興に必要なこと」をテーマに話し合いました。まず八木ゼミから、JTBが主催する「第10回全国大学生観光まちづくりコンテスト2020」に佳作入選した「三保松原イメチェン大作戦」のプランが紹介されました。コロナ禍で減少する三保への誘客を図るため、関係者へのヒアリングや大学生へのアンケート結果に基づきながら、農泊やサイクリング、情報発信の提案がなされました。これを受けて、土屋県議からは「地元の伊豆の国市の参考にもなる」、佐地県議からは「三保と農業を繋げる発想は新しい」といった感想が聞かれました。学生からは、「どうなれば地域が活性化したといえるのか」「リニア開業により静岡県が埋もれていかないために必要な観光政策は何か」などの質問が出され活気のある意見交換となりました。

 12月7日には、大久保あかね教授のゼミ生8人が、対面とオンラインの両方のスタイルで参加し、杉山淳議員(ふじのくに県民クラブ)、江間治人議員(自民改革会議)と、「オリパラ対策と、レガシーの創出」をテーマに話し合いました。大久保ゼミでは2班に分かれ、小山町での「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会レガシーの創出事業」と「『伊豆市ファン獲得へ』“#伊豆市いいね”を活用した取り組みの提案」に取り組んでいます。その活動を紹介した資料をもとに、学生から両県議に対し「小山町で実施した意識調査から、オリンピック・パラリンピックに対しポジティブな意見ばかりではなく、モチベーションを上げるにはどうしたらよいか」「インバウンドを推進するために必要な英語でコミュニケーションが取れる人を増やすための支援策はあるか」などの質問をしました。杉山県議からは「女性リーダーを目指してほしい」、江間県議からは「プロジェクトが経済効果をどうもたらすかも研究してほしい」といった呼びかけもありました。

普段あまり接点のない県議会議員との今回の交流は、学生にとって貴重な機会になったようです。


12月4日八木ゼミ


12月7日大久保ゼミ

 

掲載日: 2020/12/17(15:59:47)
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