経営情報学部の岩崎ゼミと静岡県農業法人協会が連携で行っている「アグリビジネスコンサルティング(ABC)事業」のキックオフミーティングが、6月3日に草薙キャンパスで開催されました。
同事業は、学生の若い感性を農業法人の経営に取り込み、新たな事業展開へつなげていく過程をコンサルティング対象法人だけでなく静岡県農業法人協会員全体で研究していくことを目的に2009年から実施されています。16回目を迎えた今年度は、養豚・食肉販売を行う「有限会社三和畜産」、干し芋の販売を行う「株式会社ヤマウメ」、有機野菜を栽培する「株式会社しあわせ野菜畑」、養蚕業を展開する「株式会社鈴生」の県内4法人が参加し、岩崎ゼミ15名が4チームに分かれコンサルティングを行います。
初顔合わせとなったこの日は、岩崎教授とJA静岡中央会による事業説明のあと、ゼミを代表して4年の阿部夏希さんが、「今までマーケティングで学んだ知識や大学生ならではの発想力を生かしながら、全力で取り組んでいきたい」とあいさつをしました。
その後、学生たちは担当する法人の代表者らとマーケティングに関する課題、目標などの情報を共有し、事前に行った法人調査の分析結果や今後の進め方について話し合いました。
第1回目の打ち合わせを終えて、参加者は、「事前の分析や新鮮な意見など参考になることが多かった。自分たちでは思いつかない良いものを提案してもらえたら」と期待を膨らせていました。
学生たちはこれから6か月間、現地調査や法人との打ち合わせを重ね、12月に開催する成果発表会でコンサルティングの結果を公表する予定です。
顔合わせの様子
各グループの打ち合わせの様子
最後に記念撮影
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