経営情報学部岩崎邦彦ゼミと静岡市の連携事業「大学生によるお店コンサルティング(通称:大コン)事業」のキックオフミーティングが、6月10日に草薙キャンパスで行われました。
キックオフミーティングに先駆け、岩崎教授がミニ講義を行い、「小さな企業の強みは個性や専門性、独自性など、数でカウントできないもの。世の中の流れは画一性から個性に移ってきており、個店にとってはチャンスである。皆で協力して、充実した大コンを作り上げましょう」と呼びかけました。次に、参加店舗から、今回の大コンにかける思いが語られ、そのうち、今回で2度目の参加となる茶菓子屋コンチェの田中克典氏は「前回参加時は店舗がオープンしたばかりで、店舗づくりなどの提案をもらった。今回は店舗の場所が変わり、新たな悩みや迷いがあるため、学生の柔軟な発想で新たな取り組みを進めたい」と抱負を語りました。岩崎ゼミからは、副ゼミ長の八峠友香さんが、「昨年度の大コンでは、企業の方から多くのことを吸収できた。今年もゼミ一同で頑張りたい」と意気込みを語りました。
その後、店舗ごとのグループに分かれた学生たちは、商品の試食や、事前に店舗のホームページや資料から分析した現状や課題を店舗の代表者に伝え、目標や今後の進め方について話し合いました。
第1回の打ち合わせを終えた学生からは「店舗が重視することを聞くことができた。次回ミーティングまでにグループで話し合いたい」「店舗によって依頼が違う。それぞれに合わせた学生ならではのコンサルティングを提案していきたい」との声が出され、意欲に満ち溢れていました。
今年度の大コンには4店舗が参加し、これからの約6か月間、打ち合わせ、現地調査等を進め、12月には市内で「成果発表会」を開催する予定です。
●2024年度参加店舗
パティシエエヌトーク (葵区千代田)
茶菓子屋コンチェ(清水区入船町)
川村こうじ店 (葵区宮ケ崎町)
野櫻山葵漬 (葵区宮ケ崎町)
<大コン事業の概要>
静岡市と経営情報学部岩崎ゼミとが連携し、魅力的で個性のある個店を増やすため、マーケティングを学ぶ学生が個店に対してアドバイスやコンサルティングを行う事業です。2012年度に始まり、今年度で13回目を迎えます。
これまでも、丸子でとろろ汁屋を営む「元祖 丁子屋」とのコラボスイーツを開発するなど、多くの成果を出しています。
学生は、学生ならではの視点で、各個店が変革や成長するきっかけづくりや、地域で愛される個店になるための提案を行っています。
グループに分かれての話し合い
活発な意見が交わされました
集合写真(1名はオンライン参加)
【関連リンク】
岩崎邦彦研究室
https://iwasaki-marketing.jp/(外部サイトへリンク)
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