学部の岩崎邦彦ゼミと静岡県農業法人協会が連携して実施している、「アグリビジネスコンサルティング事業(通称:ABC事業)」の成果発表会が、12月11日に草薙キャンパスで行われました。この事業は、マーケティングに課題を抱える農業法人に対して、学生がコンサルティングを行うことを目的とし実施しているもので、フィールドワークを通じて学生が経営の実践を学ぶ機会にもなっています。
16回目を迎えた今年度は、農産物生産や養蚕を展開する「株式会社鈴生」、お茶や干し芋の販売を行う「株式会社ヤマウメ」、有機野菜を栽培する「株式会社しあわせ野菜畑」、養豚・食肉販売を行う「有限会社三和畜産」の県内4法人を対象に、岩崎ゼミ15名が4チームに分かれコンサルティングを行いました。
発表会では各グループが法人から依頼を受け、SNS投稿内容の差別化や動画の作成、メニュー表の改善、口コミサイト掲載内容の修正、商品の本学売店での販売を行ったことなどを発表しました。
各グループの発表の後には、聴講者から「学生の考える野菜の品質とは何か」「なぜ動画を取り入れようと思ったのか」「商品を廃止するという判断はなかったのか」など鋭い質問があり、学生は1つ1つの質問に丁寧に回答していました。
岩崎教授は「消費者は食べてから見るのではなく、見てから食べる。だからこそメニューやポップの魅力度を高めて、おいしさを"見える化"することが非常に大切である。おいしさは消費者が決めるということを忘れずに今後もマーケティング活動に取り組んでほしい」と講評しました。
法人からのコメントを聞く学生
発表の様子
記念撮影
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