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教育理念等
教育理念や教育目標等について。
1. 教育理念

 現代の社会状況は変化を続け、日本社会の将来についてはローカル/グローバルなレベルにおいて従来のスキームでは十分に対応できない様々な課題が顕在化している中、新たな発想で道を切り開く方策への期待が高まっています。こうした時代に即した社会的要請に応えるために、経営、公共政策、情報、観光の4分野を柱とした、社会における様々な課題解決につながるイノベーションを推し進めるための、高度かつ実践的な研究教育を行い、将来のイノベーションの担い手、高度な専門的人材を養成します。

2. 教育目標
博士前期課程 

 博士前期課程においては、学術活動における高い問題意識と知識へのあくなき希求が鍵であると考え、こうした知的体験を通じて、経営、公共政策、情報、観光に関する専門的かつ実践的な知識を有し、それらを基軸としたイノベーションの担い手となりうる高度な専門的人材を養成することを目指します。

博士後期課程

 博士後期課程においては、博士前期課程の研究教育分野を基礎としつつ、社会的課題を的確に把握し、あらゆる社会的領域にイノベーションをもたらす仕組みを創造できる人材を養成します。具体的には、高度な研究開発能力を有し、地域において指導的立場に立ってイノベーションの制度的な枠組みを主導的に構築する人材、及びイノベーションに関するより高度な研究を目指す研究者の養成を目指します。

3. 学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)
博士前期課程 学位(学術)

 博士前期課程においては、経営、公共政策、情報、観光に関する専門的かつ実践的な知識を有し、それらを基軸とした将来のイノベーションの担い手となりうる専門的人材を育成することを目指します。

 以下の能力を身につけ所定の単位を修得した学生に対し、学位を授与します。

  1. 経営・情報・政策・観光に関連する学問分野、またはそれらの融合的分野、または学際的分野について専門的な知識を有すること。
  2. 現代の地域社会における様々な課題を理解し学術的方法で解決する能力を有すること。
  3. 主たる研究分野以外の分野について知識、方法論を見つけ、分野を融合して活用することによる柔軟な課題解決能力を身につけること。
博士後期課程 学位(学術)

 博士後期課程においては、博士前期課程の研究教育分野を基礎としつつ、高度な知識と課題発見・解決能力を身につけ、あらゆる社会的領域でイノベーションの中核となる人材を養成します。

 以下の能力を身につけ所定の単位を修得した学生に対し、学位を授与します。

  1. 経営・情報・政策・観光に関連する学問分野、それらの融合的分野、または学際的分野について、高度に専門的な知識を有すること。
  2. 現代の地域社会における様々な課題を理解し、研究として深く掘り下げ、高度に学術的方法で解決する能力を有すること。
  3. 獲得した知識を活用し課題を解決する能力、および、高度な研究能力あるいは高度な実践的能力を有すること。
4. 教育課程の編成及び実施に関する方針(カリキュラム・ポリシー)
博士前期課程 学位(学術)

 博士前期課程は、学生がディプロマポリシーに示した能力を身につけるため、以下の方針にしたがって教育課程(カリキュラム)を編成し、実施します。

  1. 博士前期課程は、4分野の専門的能力及びそれらを融合的に活用できる能力を育成するため、経営、公共政策、情報、観光の4つの分野からなる専門的かつ実践的な科目群を設置します。講義や研究指導を通じて、課題の発見および解決の能力を身につけます。
  2. 主たる研究分野以外の分野について知識、方法論を見つけ、分野を融合して活用する能力を身につけるため、主たる専門分野以外の科目の履修を必須とします。主たる専門分野以外の分野の知識、方法論を俯瞰的に習得するため、基礎基幹科目を設置しています。
  3. 指導教員からの研究指導を受け、研究テーマの選定・レビュー・調査・実験・観察、分析といったプロセスを経て、課題発見・解決の能力を身につけ、修士論文を作成します。研究指導は、指導教員との少人数でのゼミを通じて行います。
  4. 教員専修免許状(商業、情報)の資格に必要となる科目を設置します。
  5. 昼・夜・土曜開講やオンライン開講も実施しています。
  6. 長期履修制度を導入しています。これらにより、就労・(組織内での)異動・転職・育児・介護といった学生それぞれに異なる様々なライフステージにおける就学を支援します。
博士後期課程 学位(学術)

 博士後期課程は、学生がディプロマポリシーに示した能力を身につけるため、以下の方針にしたがって教育課程(カリキュラム)を編成し、実施します。

  1. 研究課題となる分野とその隣接分野に関する高度に専門的かつ実践的な知識の獲得するための、特殊講義科目と特殊演習科目を設置しています。また、イノベーションに関する専門的かつ実践的な知識を獲得するための科目を設置しています。これにより、社会的課題を的確に把握し、あらゆる社会領域にイノベーションをもたらす能力を涵養します。
  2. 指導教員からの研究指導を受けて、研究テーマの選定、レビュー・調査・実験・観察、分析といったプロセスを経て、高度な研究能力および課題発見・解決能力を身につけ、博士学位論文を作成します。研究指導は、指導教員との少人数でのゼミを通じて行います。
  3. 昼・夜・土曜開講やオンライン開講も実施しています。長期履修制度を導入しています。これらにより、就労・(組織内での)異動・転職・育児・介護といった学生それぞれに異なる様々なライフステージにおける就学を支援します。
5. 入学者の受入れに関する方針(アドミッション・ポリシー)

 本研究科では、経営、公共政策、情報、観光の4分野からなる専門的・学際的かつ実践的な研究に取り組み、イノベーションを担う問題解決型の人材育成を目指します。 また学部を卒業した学生のみならず、あらゆるライフステージにおける就学を支援し、研究活動に意欲的な社会人も広く受け入れます。

博士前期課程 

 博士前期課程では、経営、公共政策、情報、観光の4分野からなる専門的・学際的かつ実践的な研究に取り組み、将来のイノベーションを担う人材を目指す人を求めています。また学部を卒業した学生のみならず、あらゆるライフステージにおける就学を支援し、研究活動に意欲的な社会人も広く受け入れます。

  1. 経営、公共政策、情報、観光の4つの分野のいずれかあるいは複数について知識と関心を有し、さらに専門性を高め、研究に取り組みたい人
  2. さまざまな社会領域で課題の発見及び解決能力を身につけたい人
博士後期課程

 博士後期課程では、博士前期課程での研究を基礎に、経営、公共政策、情報、観光の4分野からなる専門的・学際的かつ実践的な研究に取り組み、イノベーションの中核を担う人材を目指す人を求めています。

  1. 専門分野とその隣接分野に関する高度な研究能力を獲得したい人
  2. さまざまな社会領域において、高度な課題発見・解決能力を有し、イノベーションを牽引する能力を獲得したい人
6. 経営情報イノベーション研究科の求める教員像

 経営情報イノベーション研究科として求める教員は、大学および本研究科の教育理念と教育目的、学位授与方針、教育課程編成の方針、入学者受入れ方針を明確に理解し、本研究科における教育を担当するにふさわしい教育上の能力と、経営、総合政策、情報、数理、観光分野のいずれかにおける高い研究能力を有し、多分野との融合による学際的研究に関心をもち、広範囲な社会的領域におけるイノベーションに貢献する能力を有する者とする。

7. 経営情報イノベーション研究科の教員組織編成方針

 経営情報情報イノベーション研究科の教員組織の編成については、大学および本研究科の教育理念と教育目的に基づき、学生に対して責任ある教育を行うために、文部科学省の設置基準に則った専任教員を配置するとともに,本研究科の学位授与方針、教育課程編成の方針、入学者受入れ方針を実現し、教育・研究成果による社会への貢献を行うために十分な教員組織を整備する。

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