■A.M.さん (平成20年度入学)
私が大学院進学をきめた理由は「もっと勉強しておけばよかった!」という反省の気持ちからでした。学部生の頃は、サークルや部活動にばかりエネルギーを使っており、真剣に勉強に取り組んだ記憶がほとんどありません。その結果、就職してから様々な場面で「もっと勉強しておけばよかった!」と感じるようになりました。
ちょうどこのころ、本学で開講されていた社会人学習講座を受講しました。そこで、様々な世代や業種の受講者と交流する中で、学び続けることの重要さを再認識し、すぐに受験を決意し行動しました。
入学後はマーケティングを中心に、組織マネジメントやまちづくりといった、現在の業務に深く関わるテーマについて勉強しています。大学院での講義は、ほとんどが少人数制でディスカッションやプレゼンテーションが中心となり、様々な業種や国籍、世代の人たちと意見交換することで、ものごとを多面的に捉える力もついてきました。
また、仕事をしながら学習することで、「理論」と「実践」のバランスが良くなりました。仕事の中で生じた問題について、理論に基づいて考えたり、学校で学んだ理論を仕事の中で実践するといったことが可能となり、業務効率も良くなりました。
私も、入学するまでは仕事との両立等、不安な点も多くありましたが、今となっては非常に充実しており、いろんな人に大学院をお勧めしています。すこしでも「学びたい」と感じたら最初の一歩を踏み出しましょう。
■Y.K.さん (平成19年度入学)
好奇心・知識欲は人並みだろうが、「勉強嫌い」には自信がある。そんな私が50歳代にして大学院生となった。動機は軽いものだったが、入ってびっくりのワンダーランド。職場の部下より若い先生方、息子より若い仲間達。素晴らしい経歴の社会人の先輩方。年令・性別・国籍・文化・価値観・・互いの「違い」に気付き、議論しながらも認め合える。想像して見てください、20代と5、60代の議論と、その後の満ち足りた談笑。こんな経験他では出来ません。
貴重なお互いの経験を理論にあてはめながら、整理し、組み立て直し、そして若い仲間達へと伝えられてゆく。ディスカッション中心の「大学院」の醍醐味です。
さらに、各分野で活躍されている一流の先生方に、何でも好きなだけ質問が出来る。アポなしOK、研究室のドアをノックするだけ。なんて素晴らしい環境でしょうか。図書館にデータベース、院生室には あなた専用の机にロッカーも用意されています。私にもなれました。あなたも必ず大学院生になれます。さあ!今こそ 県大大学院へ行こう!!
■K.K.さん (平成18年度入学)
平成18年3月、静岡県立大学経営情報学部を卒業し、4月に本研究科に入学しました。学部から引き続き、岩崎邦彦先生のご指導のもと、現在のマーケティングにおいて、非常に大きな意味を持つブランドの研究をしています。具体的な研究テーマは、地域のブランドの構築です。静岡等の地域における、ブランドを活用した地域マーケティングの方向性を探っています。
本研究科の最大の魅力は、学部から来た学生だけでなく、社会人経験のある方や留学生、そして、大学院生の大半を占める現在進行形の社会人の方など、年齢もバックグラウンドも全く異なる様々な方と共に学んでいけることだと思います。多くのディスカッションやプレゼンテーションを通じて、今まで自分が知らなかったものの見方や考え方など、たくさんの刺激を受けることができます。その中で、また新たな視野を発見し、日々成長している自分を実感しています。
■A.Kさん (平成17年度入学)
遥か昔、というほどではないが、ン十年前の学部生の頃、大学院進学などまるっきり考えたことのなかった私が、いま働きながら大学院で学んでいる。そして勉強をすること、年齢や背景の異なる仲間たちと議論できることがとても楽しい毎日である。しかし、何でもっと早く気がつかなかったのだろうか、せめてもう十年前、いや五年前に大学院進学を考えていれば、頭ももう少し柔らかかっただろうし、何より記憶力が…。昨年参加した学会の懇親会で、ある先生と話をしていたとき、こんな思いを口にしてみた。その先生曰く「何かしようと考えたときが、そのことをやるのに自分にとって一番適した時期だと思う」。そうだな、学びたいと思ったときが、学ぶのに最適な時期なのだろう。それに、今だから、働きながら学ぶための仕組みも充実してきているということもある。だから、私は今が旬(笑)。院生として過ごす時間は残り少なくなってきたが、ここで学んだことを生かして、次のステップも考えていこうかなと思う今日この頃なのである。皆さんも、思い立ったら大学院にチャレンジされてみてはいかがかな。
■S.M.さん (平成17年度入学)
平成16年6月に金融機関を退職してから、公的な仕事や会社の顧問などをしながら、大学において、経営情報学を勉強する道を選択した。長年金融実務を経験し、仕事を通じて企業や社会に貢献してきた。入学の動機は、今後の人生を考えたとき、さらなる自己実現のため、また、自己満足できることに挑戦しようと考えたことである。県立大学は、少人数制のために教員と学生との距離感が近く、公私にわたって親密度が高く、勉学の為にはベストな環境と考える。学生は、社会人が多く、年齢も20歳台から60歳台と多岐にわたっている。職業についても、幅広く、さながら異業種交流の場でもある。また、授業における議論は活発であり、人生の考え方や社会・経済動向の捉え方等複眼的に物事を観察できる学生が沢山いる。大学においても、地域密着が叫ばれている現在、県大の大学院生として何ができるか、何をするか、社会にどのような貢献をすることができるか、等々について考察する「場」と「時」を得た。今後の人生設計を描きながら能力開発の研鑽に努めたく考えている。
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