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専攻紹介
高度情報社会における企業や地域社会のマネジメント、またこれらを支える先端の情報技術について研究する。
経営情報学専攻(修士課程)

 現在、多様な情報メディアによって諸活動における時間や距離が著しく短縮しています。特に最近は、インターネットに代表されるようなネットワーク社会が形成され、人々の行動様式をも変えてしまう程の情報革命が地球規模で起きています。

 このような時代の変化を、企業や行政などの組織の変革や運営にいかに活かしていくかが経営面での大きな課題となっており、いずれの組織においても、さまざまな情報技術や情報システムを使って経営上の問題を解決し、経営を革新しようという意欲と指導力を持った人材が強く求められています。

 しかしながら、変化のスピードがあまりにも急激であるため、人材の供給が需要においついていないのが現状です。従って、経営情報に関わる諸分野の教育や研究を強化することにより、時代の要請に応えることができる人材を早急に輩出することが、国内的にも国際的にも強く求められています。

 また、地域の時代に対応した地域全体の経営面においても、情報メディアの活用、新規事業開発と起業家育成策など、経営情報に関する専門知識が必要とされる分野で、これらに対応できる人材を養成することが急務となっています。

 これらの要望に応えるべく、本専攻では、各組織体でリーダーとして活躍できる幹部候補生及び高度専門職業人の養成を図るとともに、すでに多くの現場で活躍している社会人に対しても、新たに経営や情報のスキルを向上させることのできる学びやすい環境を提供することを目指しています。

 

3つの異なる視点から経営情報学にアプローチする。

 本専攻は、3つの系(専門分野)から構成されており、教員はこれら3つの計のいずれかに所属しています。また、学生は入学試験に際して希望する系と指導教員を選択します。

経営系

企業経営に関する諸問題を研究します。
 急速なグローバル化とIT革命に代表されるように、企業を取り巻く環境の変化は激しく、不確実性に満ちています。環境の大きな変化の中で、企業が進むべき将来の方向を見失うことなく、かつ健全な組織経営を行うためには、経営現象の背後にあるロジック(論理)を理解することが大切です。経営系では、経営現象を理論的・実証的に分析し、問題解決策を見出すために必要な専門知識と能力を培うことを可能にする体系的なプログラムを提供しています。

公共政策系

行政・NPO・市民の立場から、政策を企画・立案する能力を身につけます。
 近年、環境・福祉・健康・まちづくりなど、地域社会で対応すべき非営利活動が数多く発生しています。こうした問題の解決には既存の学問分野を超えた発想と知識が必要になっています。公共政策系では、そうした状況に対応できる専門知識とグローバルな視点をもち、リーダーシップ能力を発揮できる人材を育成するために、多種多様なプログラムや活動の機会を提供しています。そのさまざまなバックグランドを有する学生や社会人を受け入れています。

情報・数理・システム系

様々な分野でのITの利活用について研究します。
 情報科学、数理科学、システム科学 - これらは相互に作用しながら、その知識と技術の日進月歩の進展にはめざましいものがあります。本系では、実務重視の観点から、情報ネットワークや計算機による統計・モデリング・シミュレーションなどに関する最先端の知識と技術が習得できるようカリキュラムを準備しています。また、将来の更なる技術進歩も見越して、社会に出てからも自分の力で最新の技術を習得できるよう基礎力、普遍的力や創造力のトレーニングにも力を置いて教育を行います。

 

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