学部基礎科目/専門教育科目:経営科目/総合政策科目/情報科目/数理科目/観光科目
経営学の体系と理論について基礎から解説する。
この講義は、経営学の基礎的な知識と理論的視点を身に付けることを目的としています。講義の前半では、経営組織論と経営戦略論を中心とした経営学の重要な理論的視点について解説します。これらの理論的視点を踏まえた上で、後半では現代の企業経営を理解する上で重要ないくつかの問題について考えていきます。
政策の基礎について具体的事例を見ながら学ぶ。
グローバル化、少子高齢化が進展する中で、国家レベルでも地方レベルでも政策の意義はますます重要になりつつあります。そこで、政策の概念、政策課題の設定、企画・立案、政策決定の主体、過程などの総合的な政策に関する基礎知識に関し、具体例に即して学びます。
このため、道路、空港、上下水道などの社会基盤整備を実例とした政策の策定、地域産業政策、税と社会保障の一体改革、国民皆保険制度と医療制度改革、介護保険制度、教育政策などを取り上げながら、各専門分野の教員が導入的な講義を行います。
さらに、地方分権が求められる中で、国と地方の役割分担、地方自治体の役割、行政への住民参加やNPOの活動などについての基礎的な議論を行います。また、国、県、市町など、自治体の第一線で活躍する政策マンに行政活動の実態について講義をしていただきます。これらの講義を通じて、政策の概念について総合的に理解することを目的とします。
会計学を構成する財務会計、管理会計の基礎を学ぶ。
企業活動を規則と資金の流れからみていきます。企業会計の基本的な考え方と、なぜそれが社会的に必要とされるのか理解できるように講義します。この講義は、一連の会計学科目の基礎となる講義です。
コンピュータの支援によって、意思決定を行う方法論を学ぶ。
第二次世界大戦中に生まれ、戦後に急速な進歩をみせたオペレーションズ・リサーチ(OR)の基本的な手法を主な対象として、その使い方と理論的な背景を平易に解説します。特に、近年の計算機の急速な発達・普及を考慮して、これらの手法を実際に計算機に処理させることを念頭においた解説を行います。
すべての分野に必要とされるリテラシの基礎を学ぶ。
情報リテラシI・IIの「リテラシ(literacy)」とは、「読み書き能力」のことを意味します。パソコンやスマートフォン、インターネットを自在に活用して必要な情報を効率的に収集し、また自ら発信する能力を様々な演習を通じて養います。入学後初めてのパソコンを使った講義ですが、ただ単にパソコンの使い方を習得するためだけの内容ではありません。レポートの書き方、効果的なWeb検索、ビジネスメールとLINE、ビジネスチャットの使い分け、表計算によるデータの統計処理、プレゼンテーション、Webによる情報発信などについて、1年間を通じて基礎的な力が身に付くカリキュラムを用意しています。
検定試験を想定した実践的な英語能力を向上させる。
本学部のすべての英語授業はTOEICのスコアを伸ばすことを目標としています。TOEICは、リスニングとリーディングで構成されている国際コミュニケーションのための英語能力テストです。2年生を対象にしたこの授業では、リスニングとリーディングを総合的に強化しながら、英語を使う仕事で不自由しないレベルを目指し、TOEICスコアの目標を700に置きます。
企業における組織と人の関係を心理学の観点から探る。
組織の活動を支えているのは、そこで働く人たち(チーム)の志であり行動です。本講義では、企業組織と人間行動との関係について組織心理学の観点から考えていきます。いったい組織の中で人は何を考え、他者とどのような相互作用を行っているのか。そこで観察される現象を理解し、企業組織の問題点の解決方策を探っていきます。
マーケティング戦略を策定するための基本を身に付ける。
多様化する現代のマーケティングを体系的に理解すること、および、マーケティング分野で生じる問題発見や戦略策定のために不可欠なリサーチの基本を身につけることを目標とします。授業方法は、マーケティング理論のみならず、応用事例や現実の市場で生じているケースもとりあげ、理論と実践のバランスに配慮した講義をおこないます。
ベンチャー企業の経営戦略について多面的に学ぶ。
日本経済を活性化するうえでベンチャー企業の果たす役割は大きく、各方面から期待されています。本講義では、経営環境から始まり、人材、組織体制、財務、技術開発、マーケティングなどの、ベンチャー企業の経営戦略について学びます。また、企業事例を分析するための主な理論を理解できるようにします。特に、成功と失敗のセオリーを発見するのが最大の目的です。
効果的な社会調査の実施方法や統計分析の方法について学ぶ。
従業員は会社に何を求めているのか、顧客はどのような商品を求めているのか、新たな情報技術が導入されることで人々の働き方がどのように変わったのか。こうした経営に関わる様々な問題を探求するために、経営学では統計分析を用いた調査が行われます。この授業では、実際に統計ソフトを使いながら、統計分析を用いた調査方法について学びます。
本講義では、χ2検定、t検定、分散分析、相関、重回帰分析、因子分析といった複数の分析を紹介します。各分析の特徴を理解し、研究に応じてこれらを使い分ける能力を高めることを目指します。まず「I」では、各分析手法の基礎を学ぶと同時に、分析ソフトの操作を体験しながら身につけ、分析結果を読み解く練習をします。
続く「II」では、受講者自身が研究計画を立てるところから、成果報告書を作成するまでの一連の流れを、グループワークで進めます。気になるテーマを科学的に調べる力、データを読み解く力、プレゼンの力など、総合的なスキルアップを目指します。
都市・地域経済学の基礎理論を習得し、地域経済政策を理解する。
技術革新の進行によって地域間の物理的なアクセス費用が逓減していくなかで、20世紀末から激しく進行しつつあるグローバリゼーションに対して、ローカライゼーション、またはその両方の長所を生かすグローカリゼーションなどといった方向性が議論されるようになりました。本講義では、現在の地域経済が直面する諸問題について学びます。
情報ネットワークの仕組みや利用例について解説する。
最近進展の著しい情報通信、情報ネットワークの基礎的な仕組みを解説し、情報ネットワークが実際に社会でどのように利用されているかを企業や公共機関などの様々なケースをもとに見ていきます。具体的には、一般加入電話、携帯電話などの情報通信機器による通信の仕組み、インターネットの仕組み、企業内情報ネットワークの仕組みなどを解説します。
経営上の問題を数学によってモデル化し、解く方法を学ぶ。
経営の問題の中には、数学的に定式化され、解かれるものが多く存在します。本講義では、経営の問題に数学がどのように応用されているかを学びます。高校までのように、数学の問題を数学で解くのではなく、日常の、あるいは経営上の種々の問題に対して、数学モデルを作成し、数学的に解くという考え方を学びます。
観光業のみならず観光「地域」のマネジメントについて学ぶ。
観光学における体系・理論を習得し、経営学の観点からの観光マネジメントについて学びます。さらに地域力を高めて魅力ある観光地をつくるために、観光業のみならず観光「地域」のマネジメントについて学びを深めます。
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