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ゼミナール・研究室
徹底した少人数教育で、主体性を持って学べる環境。

 本学部では、第一線で活躍する教員による少人数教育を徹底しており、大人数・知識詰め込み型の授業に終始することは決してありません。ゼミナール・研究室では、教員1名あたり定員6名(1学年125名に対して教員31名)という贅沢な環境で、充実した個別指導を受けることができます。ゼミナール・研究室には、1年次、2年次に受講できる基礎演習(選択制のプレゼミ)と、3年次以降の卒業研究を行うゼミナール・研究室(研究導入演習、演習I, II)があります。

 ゼミナール・研究室では、ディスカッションやプレゼンテーションを重視し、これら能力の向上を図ります。また、地域社会との連携によるフィールドワークやプロジェクトへの参画、他大学との合同ゼミ、学会発表など通常の講義では得られない活動も多く行われています。同時に、論文の読解能力、執筆能力の向上を通じて卒業論文を執筆するための基礎的なスキルを身につけます。

ピックアップ「ゼミナール・研究室」

■上原ゼミ【経営分野】

「働くヒト」に焦点を当てて研究に励んでいます!

2019年度入学 Tさん

 私たち上原ゼミでは、人材マネジメントや労働経済学など「働くヒト」に焦点を当て、日々研究に励んでいます。働き方改革や女性活躍推進など近年注目を集めていますが、学生の頃にはなかなか興味が湧かないかもしれません。しかし社会に出たあと役に立つ、さらには自分や大切な人を守るヒントを与えてくれる研究分野であると私は思っています。

 ゼミでは、3年前期に人材マネジメントの本を輪読し知識を深めます。そして、3年後期にはそれを実践へと繋げていきます。活動テーマはその年によって変わりますが、働き方に関するものだけでなく、さまざまな経営や地域の課題解決に挑戦できます。今年度は、企業や自治体と連携し、県内企業の女性活躍推進の実態調査や女性に特化した求人サイトの構築、ふるさと納税の納税額向上、地元企業が栽培する水耕レタスの販路拡大などに取り組んでいます。チームで活動することが多いため、ゼミ生同士の交流も盛んです。自ら進んで考え主体的に動いていく仲間に刺激を受けながら、充実した日々を過ごしています。

 私は、大学2年生の時に人的資源管理論の講義を受講し、この分野に興味を持ちました。学びを深めていくなかで「働くヒトの環境を整えたい」という思いが芽生え、将来はそのようなことに関わる仕事をしていきたいと考えています。

 ゼミ活動を通して皆さんが新たな人やものに出会い、より充実した学生生活が送れますことを心から願っています!


上原 克仁 准教授

 上原ゼミは、女性活躍推進や働き方改革、中小企業の人手不足や若者の人口流出問題など、働く人たちをマネジメントする企業の人事制度や雇用に関する慣行、法律、施策について研究しています。机上での学びだけでなく、静岡を元気にするため、県内の企業や自治体とともに経営や地域の課題解決に向け活動する、楽しく実践的な学びを展開しています。


■藤本ゼミ【総合政策分野】

社会保障分野についてグループワークを通して学んでいます

2019年度入学 Mさん

 藤本ゼミでは、年金や介護問題などといった、社会保障分野 について研究を行っています。

 具体的な活動内容としては、毎週、社会保障に関する話題を1つ取り上げ、その内容について理解しグループディスカッショ ンを行っています。話題の取り上げ方としては、先生が用意してくれたビデオを視聴したり、ゼミ生が資料を作成して発表を行ったりしています。

 また、活動の1つに静岡大学との合同ゼミがあります。3年生中心で、テーマを決め、各ゼミ同士が報告し、その内容についてグループディスカッションを行います。報告内容も様々で、普段 関わることのない学生との会話を通じて、非常にいい刺激を受けることができるのが魅力の1つとしてあると思います。更にこの準備、本番を迎えるにあたってゼミ生同士の仲も深まります。不安な点があったときは前年、合同ゼミを体験した先輩や藤本先生に気軽に相談できるので、安心して取り組むことができます。

 社会保障分野は私たちにとって身近な分野であるので、ゼミでの活動を通して自身の将来と結びつくことが多くあり、関心をもって研究することができます。また、ゼミ生は先輩後輩関係なく仲が良いので、毎回のグループディスカッションは和やかな雰囲気で進められ、活発な意見交流が行われています。新型コロナウイルス感染症の影響により、近年は合宿やゼミのゲスト(社会保障政策の担当者など)との食事会を行うことができていませんが、また以前のように交流の機会が増えることを私たちも願っています。

 ゼミを通して多くの人に出会い、様々な人の考えに触れることで、大学生活をより充実させて過ごすことができると考えて います!


藤本 健太郎 教授

 藤本ゼミでは、少子化や感染症、年金や介護などの社会保障に関する政策課題を中心として、ときには地球温暖化など幅広い政策課題も取り上げ、教員の厚生労働省や在ドイツ日本大使館における勤務時の経験談も交えて、毎週グループディスカッションをしています。人口減少問題など社会の直面する課題について、一緒に議論してみませんか?


■六井ゼミ【データサイエンス分野】

皆さん、“ディープラーニング”をご存知ですか?

2019年度入学 Kさん

 皆さん、“ディープラーニング”をご存知ですか?

 これは、人工知能の急速な発展を支える技術で、自動運転や農業、医療など現在様々な分野で活用されています。

 私たち六井ゼミは人工知能をテーマとし、ディープラーニングなどの手法を用いて日々研究に励んでいます。

 3年前期はデータサイエンスの本を輪読したり、英語論文を読んだりして、基礎的な知識を身につけます。

 3年後期には卒業研究のテーマを決め、研究を始めます。自分の興味のある分野から先生や先輩と十分に話し合ってテーマを決定します。

 私はディープラーニングを用いた時系列予測という研究をしています。まだまだ知識不足ですが、非常にやりがいを感じています。

 私は大学1年生の時に初めてプログラミングに出会いました。そして徐々にその楽しさに気づき、いつしかプログラミングを使って研究がしたい、そう思うようになりま した。

 高校生の頃は情報の授業が苦手だった私が、今では プログラミングに夢中になっています。皆さんも大学で何でもいいので楽しみを見つけて、充実した大学生活を 送ってください。


六井 淳 教授

 六井ゼミでは、人工知能、機械学習、マルチメディア処理を駆使し、人間が日常的に行なっている情報処理能力を機械に与え、人間と対等につき合える人間に優しい機械を目指します。まだどこにもない価値を一緒に考えてみませんか?


■アムナーゼミ【観光マネジメント分野】

地域と海外をつなぐ観光ゼミで国際交流しています

2019年度入学 Sさん

 私たちアムナーゼミでは、これまで二つの国際的な研究プロジェクトを行いました。一つ目は2021年度から2022年度までのトヨタ財団国際助成プログラムで、静岡市梅ヶ島の美食茶観光情報資料として英語版と日本語版の観光ガイドブックや茶料理レシピ本などを作成しました。実際に梅ヶ島へフィールドワークとして訪れ、観光資源の豊かさや地域の人々の温かさなどの魅力を実 感するとともに、観光戦略や観光計画に関する経験を得ました。二つ目は2022年世界お茶祭りで、タイのメーファールアン大学との共同プロジェクトとして、大学構内における言語景観について英語でオンラインインタビューを行いました。国際的な研究に関わるという貴重な経験を得たと感じています。

 アムナーゼミはフィールドワークを通して地域の人々や海外大学の先生・学生と交流することで新しい知見を多く得ることができるゼミです。私たちは地域と海外をつなぐ観光に関心を持ち、地方のフィールドワーク調査に積極的に関わるよう日々ゼミ活動に励んでいます。


カウクルアムアン アムナー 准教授

 アムナーゼミでは地域観光を発展させるために地域と世界をつなぐグローバルな能力スキルが求められます。地域観光に貢献するための調査をおこない、また国際的な活動による英語力アップを目指したゼミです。観光戦略や観光計画をもとに、国際観光や地域観光に関する研究をおこないます。

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